こんにちは、コモリと言います。
始めて来られた人は挨拶のページがあるのでよかったらご覧ください。
引きこもりに関する事を調べている時に「引きこもりから脱出をしたと言える定義とは何だろう?」と思い、(*2020/12/26現在)検索してみると、特にこれという物が出てきませんでした。定義ではなく、ゴールで調べると少しは出てきたのですが、まだまだ情報が少なすぎると感じたので、改めて考えてみたことを書いていきます。
引きこもりから脱出をしたと言える定義について考える
*ここに書いていく物は、私の考えをまとめた物なので「こういう考え方もあるのか」といったように捉えてもらえたら幸いです。それと、意見も貰えたら嬉しいです。
引きこもりに関して調べていると、引きこもりから脱出をしても、また戻る人も結構いるのだという事を知りました。
私は、その事を知り、引きこもりから完全に脱出をした、とは言えないから戻ってしまうのだと思ったのです。
そこで、引きこもりから完全に脱出をしたと言える定義とはなんだろうと考え、思った事について書いていきます。
私が思う、引きこもりから脱出をしたと言える定義
以下、箇条書きで書いてみます。
- 家から出る事が出来る
- 働いている
- 外出先で最低限必要なコミュニケーションをとる事が出来る
- 相談できるような友人がいる(ただし、一人でまったく大丈夫な人は除く)
- 外に出る事、出勤する事が苦にならない
以上の5つが私が思う、脱出したと言える定義だと考えました。
元々は上の3つが出来ていたら脱出したと言えると思ってましたが、ブログを書き、色々知っていくとそうではないと思い、5つになりました。
定義した内容について解説
上記で定義した5つの内容について詳しく書いていきます。
家から出る事が出来る
そのままの意味でもあるのですが、家から外に出る事が出来るか否かです。
引きこもりというと、家から出る事が出来たらそれでゴールではなく、ここから引きこもりの脱出が、本格的にスタートするものだと思っています。
働いている
外で働くことができるか否かです。(働くことのできない年齢なら学校に行けるか否か)
働くとなると、多かれ少なかれ人とコミュニケーションをとらないといけなくなります。
家から出たとしても、働く環境(週に特定の回数同じ人と顔を合わせる)に居続ける事ができないと、脱出したとは言えないと考えているのです。
外出先で最低限必要なコミュニケーションをとる事ができる
働いているに近いのですが、外出先でコミュニケーションをとる事が出来るか否かです。
例えば、病院などで自分の症状を話したりする事ができるのか、という事でしょうか。
他にも、役所などで必要な手続きを行えるのか、その時分からない事があれば聞きに行く事が出来るかどうか、という事もあります。
相談できるような友人がいる(ただし、一人でまったく大丈夫な人は除く)
自分の悩みを話せたり、聞いたり、遊んだりする関係があるか否かです。
相談できるような関係性を必要としない人もいるかもしれないと思い、一人で大丈夫な人は除くと書きました。
以前Twitterで「引きこもりのゴールは就労ではなく、友人を2人以上作る事」という事を、精神科医の方が言っていた。という事を聞いたので入れました。
始めて聞いたときは納得するものがありました。
引きこもりで悩んでいる人は主に対人関係の悩みがあると思うので、友人を作る事ができる所までいけたら、1つのゴールだと思ったからです。
外に出る事、出勤が苦にならない
外に出る事、仕事先に行く時に嫌な気分になるか否かです。
これは、ある程度外に出られるようになってからの事になります。
外に出られるようになったけど、月日がたつと嫌になってしまう事など、働くようになったとしても、仕事先に行くという事自体が嫌になってしまう、という事もあると思うのです。
*もちろん、ブラックな所に行っていて嫌になる事は除きます。すぐにやめましょう。
この様な事があると、また引きこもりに戻ってしまう可能性は考えられます。
私の事でもあるのですが、1年ほど働くとそこに行くのがだんだん嫌になってきて、他の所に行く事がありました。
新しい所を見つける前にやめて、数ヶ月間から1年くらいは家に居て、新しい所を探して行くという事をしていたので、私もまだ完全に脱出したとは言えない状況なのを、ブログを書いていて理解しました。
解決策について
上記に定義を書きましたが、それだけでなく、私なりに解決策も考えてみました。
*他にも解決策を知っていたり、思いついた人がいたりしたら教えてもらえると助かります!
上段と下段に分け、詳しく書いていきます。
上段は、
- 家から出る事が出来る
- 働いている
- 外出先で最低限必要なコミュニケーションをとる事が出来る
この3つで
下段は、
- 相談できるような友人がいる(ただし、一人でまったく大丈夫な人は除く)
- 外に出る事、出勤する事が苦にならない
この2つです。
上段と下段の2つに分けたのは、上段は引きこもりから脱出する初期の事で、下段はある程度外に出てからの事になるので分けました。
上段
家から出る事が出来る
この事については、人によって変わってくるのですごく難しい事です。
なぜ、引きこもりになったのかという原因を、理解する事も必要になってくるでしょう。
まったく家から出られない状態が長く続いていたら、重度の状態だと考えられるので、1人で解決するのは難しいと思います。
専門の機関や病院など、誰かに頼る事がおすすめです。
もし、原因が分かっていたら、その治療方法も確立されている事もあるので、解決するために動きやすいと思うのです。
何からするか悩んでいたらまずは、メールなどの文字を使った相談から始めるのが良いと思います。
ネット環境がない人は専門の機関に電話などで連絡をする必要があると思いますが、ハードルは高いと思うので、家族か知人に連絡してもらう事がおすすめです。
連絡すること自体がハードルは高いと思うので、この辺りは難しい事だと思ってます。
家から出る、という事に関しては人によって違うので、これという具体的な方法は分からないので難しいです。
時間が解決してくれる事もあるかもしれないですし、相談する事で解決する事もあると思うので、自分にあったやり方を見つけるのが良いですね。
私の場合は、元々少しは出る事が出来たので、まったく出る事が出来ない人に関しては正直なところ分からないのです。知っている人がいたら教えてもらえると助かります。
働いている
家から出る事が出来たら、次に目指すことの1つですね。
いきなり社員を目指すよりは、バイトから始めるのが良いと思います。
ただし、1年未満とか短い期間の引きこもりの場合は、社員を目指すのはありですね。
バイトなら、面接などで言動がおかしかったり、雇う側の希望する曜日や時間に合わないという事が無ければ雇ってもらえます。
自分に合わなかった場合はすぐに辞められるのもバイトの良いところです。
もちろんですが、バックレるような事はだめなので、やめる事をしっかりと伝えてからやめましょう。
面接で、空白期間は指摘されることもあると思いますが、言いたくない事は言わなくても大丈夫です。
私は空白期間の事を聞かれたら答えるようにしていますが、聞かれない限りは言わなくてもいいと思います。
外出先で最低限必要なコミュニケーションをとる事が出来る
ここは働くことが出来る所までいっていたら大丈夫だと思います。
上記に書いた働く事と同じ内容ですが、面接では聞かれたことに返事が出来ていたら大丈夫です。
深く考えすぎず、もし間違った事を言ってしまったとしても謝れば大丈夫なので、自分の言葉で相手に伝えるのが良いと思います。
たとえば、病院に行く時などは、何の科に行けばいいか迷った時は、受付で軽く自分の症状を伝え、どの科に行けばいいのか聞ければ大丈夫なので落ち着いて話しましょう。
引きこもり期間が長いと話しかけるのに慣れていなくて緊張するとは思いますが、外に出る事が出来ていたら話せると思います。
出かける前に会話のシミュレーションをしてみるのも1つの方法ですね。
上手く話そうとか思わずに、自然体でいれば大丈夫です。
下段
ここからは外に出て少し月日が経ってからの事になります。
相談できるような友人がいる(一人でまったく大丈夫な人は除く)
働いた先で作ったり、趣味の場所に行って、そこで作るのも1つの方法ですね。
これが出来ていたら引きこもりに戻る事は無いと思います。
上記の事が出来ない場合は、ネットで作るという方法がおすすめです。
リアルだと言いにくい事や、分かってもらえない事もあると思います。
しかし、ネットなら人が多いので、自分の事を分かってくれる人は必ずいます。
なので、ネットで友人を作るの事がおすすめです。
外に出る事、出勤する事が苦にならない
この事は、上記の友人が出来ていたら、解決するかもしれない事だと思っています。
友人や恋人など、安心できる居場所があれば大丈夫だと、私は考えているのです。
上記の事以外の方法だと、
外出先で人が多い場所が苦手な場合は、なるべく行かないようにすれば大丈夫だと思います。
しかし、どうしても行く必要がある時は、サングラスをして視界を狭くしたり、イヤホンで好きな音楽を聴くことでリラックスをしたりしてやり過ごすのが良いと思います。
出勤に関しては、やめる日を明確にしていたら気分的に楽になると思います。
自分のやりたい仕事でもない限りは無理して続けるより、他の仕事を探した方が心に余裕ができると考えているからです。
これは一時しのぎであり、私がやっている事なのでおすすめはあんまりできませんが、一つの方法として覚えてもらえたらと思います。
一番良いと思う事は、ある程度外で働いたら家で出来る仕事を見つけるのが良いと思っています。
以上、私の思う解決策でした。
明確に解決策を提案できた訳ではないのですが、これだ!という物を1つに決めるのではなく、様々な意見を聞いて、その時に合った方法に変えながらやっていくというのが良いと思っています。
1つに絞るという事をして視界を狭くしてしまうと、転んだり、ぶつかったりする事もあると思います。
なので、転ばないように辺りを見回し、ぶつからないように障害物は回避できるように柔軟な考え方は普段から意識していた方が良いと思うのです。
そして、この記事を見てくれた人にお願いしたい事があります。どんな考え方でも良いので、この事に対して意見が欲しいのです。
1人で考えたものは偏ったり、間違ったりしても気が付かなかったりするので、よかったらあなたの意見を聞かせてください。
最後に
この定義を考えたのは、私自身が引きこもりから完全に脱出した訳じゃないという事に気が付いたからです。
引きこもりという事を完全に過去の物にするために定期付けをして、前に進めるようにするために考えました。
そこで、意見だけではなくお願いしたい事がもう一つあります。
それは、下段の内容に共感した人は、私と友達になりませんか?
引きこもりだったという事を知ってる人とつながりが欲しいのです。
私は、働きに外に出た時に一歩踏み出せず、友達を作るという所まで行けませんでした。
なので、共感した人と友達になりたいと思うのです。
ネットだと自分から発信していかないと、友達も作れないのでこうした形で発信をしています。
カメラやマイクは使わず、テキストのみでのやり取りだけでも大丈夫な人は、よかったらお問い合わせか、TwitterのDMに連絡お願いです!アニメやゲームといった趣味の話をするくらいになると思いますが、気になった人は連絡よろしくです(*_ _)
改めてのお願いですが、定義の事に関してあなたが思う事を聞かせてもらえると助かります。
私が思った事だけでなく、他の人の思う定義をすり合わせていけば、多くの人が納得するような定義が出来上がると思うのです。
そして、それが出来上がったら、引きこもりになった人の脱出する明確な目標にもなると思うのもあります。
どうすればいいのか分からないという人の目標作りにもなる、とも考えているので、よかったらあなたの意見を教えてください。
よろしくお願いします。
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