こんにちは、コモリといいます。初めて来られた人はよければ挨拶のページがあるので見てもらえると嬉しいです。
NHKでやっている #こもりびと を見て元引きこもりが思った事を書いていきます。
その記事全体のページのリンクはこちらです 、NHKのページより↓https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/stories/
以下のページで引きこもりのステージも紹介されています。
引きこもりのステージ、NHKのページより

私は約6年間の引きこもりで、上記のページ内で紹介されている引きこもりのステージで私は中程度くらいでした。
#こもりびとに関する事を見て元引きこもりが思った事
特集全体を見たときに10年以上の引きこもりの人が多く存在しているという事が驚きでした。
8050問題と呼ばれるくらいの問題となっている事について詳しく知らなかったため、改めて引きこもりに関する問題は表面化しにくく、解決も難しく長期化しているのを知る事が出来ました。
しかし、私が引きこもっていた当時にこのような特集があったとしたら少し嫌な気持ちになっていたかもしれないという感想もあります。
なぜそう思ったかと言うと、改めて現状に直面する事になりますし、解決したいという気持ちもありましたが、考えたくもないという気持ちもあり、引きこもっている現状では避けたい問題でもあったからです。
でも、これだけ同じような人がいる、という安心感も少し得られたかもしれないという気持ちもあります。
引きこもっている時はほぼ一人なので、同志がいるような安心感も少し得られたかもしれません。
相談もなかなか出来ないので、このような事があると引きこもりの現状に向き合うきっかけにはなるかもしれないという感想もあります。
なぜ、相談できないのか
全員が同じではないですが私の思っていた事と、考えた事を書きます。
- 相談する人がいない
- 人に知られるのが怖い
- 自分を情けなく思い、誰にも相談できない
- 現状を知られるのが恥ずかしい
- 否定されるのが怖い
- 自分でどうにかするべき
といった事を私は当時思ったのと、他にも同じような考えを持っている人もいるのではないでしょうか?
上記の事についてもう少し詳しく書きます。
・相談する人がいない
これはそのままで引きこもっている時も、引きこもる以前にも相談できるような相手はいませんでした。
素直に自分の事を相談できるような人は元々いなくて自分の中でため込んでしまう性格だったのです。
・人に知られるのが怖い
これもそのままの意味で他の人に現状を知られるのが怖いという気持ちがありました。
私は中学3年の頃からだったので今頃同じ年の人は高校に行っていたり、大学に行っていたりするという事を思うと学校に行っていない自分の事を知られるのが怖いという思いもあったのです。
・自分を情けなく思い、誰にも相談できない
元から自分に自信が無かったのもありますが、現状の自分を情けなく思い誰かに相談するなんて怖くて出来ませんでした。
・現状を知られるのが恥ずかしい
これは今でもあるくらいの事ですが、引きこもりだったという事は恥ずかしいという気持ちがあり、なかなか話すことは出来ませんでした。
今はこのブログで自分の事を書けるくらいにはなりましたが、本名ならこのように書くことは今でも出来ないくらいです。
・否定されるのが怖い
自分が正しい事をしているわけじゃないのは分かっていましたが、否定されるという事自体は恐れている事の一つだと思います。
引きこもりは怠けているだけだとか言われたりしているのもあって、言えなかったのです。
・自分でどうにかするべき
自分の事だから自分でどうにかするべきだと思っていました。
特に20を過ぎた時には年齢だけでは成人しているのでより強く自分でどうにかするべきだという考えを持っていた私でした。
私の場合で言うと口下手、話下手と言うのもありネットでもなかなか相談をしようとまでは出来ず、一人で抱えていました。
ネット環境がない引きこもりについて
私の場合はネット環境があり、相談をしようと思えば誰かに出来る環境でもありましたが、ネット環境の無い引きこもりの人はさらに誰かに相談をするハードルは高いのだと思います。
引きこもりから脱出するには…、といった事を調べる事も出来ないので、引きこもりの人は誰かの助けを必要としている事を #こもりびと を見て強く思いました。
ネット環境の無い引きこもりの人にスマホを配布し、メールなどを使って文字でのやり取りが出来るようになれば相談もしやすくなるかもしれない、という考えは浮かびましたが、お金の事を考えると現実的ではないですね。
8050問題の記事について思った事
こちらのNHKのページより、ひきこもり死 「8050問題」の“最終局面” どう命を守るのか
この事について思った事は、引きこもりになる人はまじめな人が多いのではないか、という事です。
まじめな人だからこそ考えすぎたりして無理をして体を壊し、心まで壊れてしまった結果、引きこもりになったという事だと思います。
本人の支援拒否が7割以上という事で、自分でどうにかしようと思っていたり、人に会いたくないから引きこもりになったのに、支援を受けようとすれば人に会う事になるからそれも避けたかったのだと思いました。
あとは、支援を受けるとなると近所の人に知られる可能性もあるので、世間体を気にして支援を受けるのを拒否しているのもあるのかもしれません。
・下の方のページを見て思った事
脱出したらそれで終わりではなく、安心できる場所が見つからないと引きこもりは終わりではないのだと改めて思いました。
再び引きこもりに戻らないために安心できる環境や、相談できる人を作るのも必要なのかもしれません。
引きこもりのアンケートを見て思った事
ひきこもりアンケート 親と子の悩みにギャップ

こちらのアンケートで当事者と家族で悩みが違うというのは理解できる者でした。
・当事者と家族に悩みを聞いたことについて
当事者は心の不調や、安心できない、解決法が分からないといった事が上位でしたが、私もそうだったので納得しました。
同じことを家族に質問したことは、仕事をしていない事が一番にあったのでこれも私が言われていた事なので納得です。
当事者は自分の事、家族はお金や世間体が気になるのでしょう。
・家族に相談してるか、していないかについて
していない方が圧倒的だと思ってましたが、以前はしていたという事を合わせると家族に相談した事のある人が半数くらい居たことは少し驚きでした。
しかし、相談していなかったり、相談しても理解はされない人もいるので難しい所はありますね。
自分の事を理解して貰うためには何よりも自分で自分の事を良くわかっていないと難しいというのもあるでしょうし、たとえ家族でも当事者の事を理解するのは難しいという所もあるのでしょう。
・専門機関に相談したことについて
専門機関がどのような所かよく知らないので、私が思った事を言うと引きこもりは全員同じではないので、たとえ専門機関と言っても難しいと思います。
なので、解決した数が少ないのには納得です。
たぶんですが、本当に引きこもりの事だけの専用機関というのではなく何かの片手間のような所だったので、専用機関という所に相談しても解決に繋がることが少なかったのだと思います。
引きこもりとゲーム障害について
依存症であれば治すべきだとは思いました。
ゲームという依存症のきっかけで引きこもり状態になったという事だとは思いますが、ゲームがやりたいという衝動を抑えられないという事でその気になれば外には好きに出られるのではないか?とも思いました。
これを引きこもりの問題と同じにするとちょっと違うかな、と思います。
これは依存症の問題で、引きこもりではないかなというのが素直に思った私の感想です。
私は引きこもっていた時はゲームをよくしていました。
しかし、それは引きこもりになる前からで、依存症ではなかったです。
私は引きこもっていた時はゲームをよくしていました。
家で出来る事も限られますし、元からゲームはよくしていた事もあってゲームをしていたのです。
私が引きこもりから脱出できた要因の一つとしてゲームをしていた事もあると思っています。
当時はオンラインゲームをよくやっていました。
オンラインなので当然同じような人もいて、少し話したりする事もあり、当時思春期だった不安定な私の心を支えてくれた居場所でもあったのです。
もし、ゲームをしていなければ悪い事ばっかり考えたりして体調も心も悪くなっていたかもしれません。
私のようにゲームに助けられた人もいるのでゲームの事を悪くは思わないでもらえたら嬉しいです。
最後に
改めて引きこもりについて考えてみると、私は完全には引きこもりから脱出したわけではないという事に気が付きました。
ある程度は自由に外出する事はできますが、いつでもまた引きこもりに戻ってしまう状況でもあるからです。
何故かというと、今年の初めに仕事を辞めて現在は家に居るからです。
外にいるのに疲れたというのもあって、家で出来る仕事を探して実行するためにやめて、今はそれを実行している最中だからです。
最初はWEBプログラマーになろうと思って、プログラミングスクールに行こうと考えていましたが、行かずに独学をして挫折し、現在はWEBライターを目指して勉強していたり、ライターの仕事を探している所なのです。
プログラマーは挫折しましたが、文字を書くのは楽しくてライターならやっていけそうだと思いましたが、仕事が見つからないのが今の悩みです。
このまま見つからなければ外でバイトをしながらライターの仕事を探すことにしようとは思ってますが、やっぱり外で働くことを考えると憂鬱な気持ちになってしまいますね。
自分の気持ちを素直に話せる人がいないので安心できる場所がなく、そう思ってしまうのかもしれません。
なので、今引きこもりの人か、元引きこもりの人でお話しできるような人がいれば私にメールかDMでお話しできたら嬉しいです。
消極的な性格なので声をかけてもらえると嬉しいです。
話しかけるのが苦手で人に声をかけるのが怖いという気持ちがあるので、なかなか人に声を掛けられませんが、同じように思っている人がいたら私を練習台に声をかける練習をしても良いのですよ!!
私もその…そのうちに頑張って声をかけてみたりしてお話しできる人を見つけてみようと思います。そのうち…そのうちです…!
最後まで見てくれてありがとうございました。以上です。
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